農耕民と現代

農耕民と現代

今日は昔の農耕民と現代人についてみていきたいと思います。

紀元前10,000年に人々は、狩猟採集民から農耕民に変わったとされています。

狩猟採集民は、お腹がすいたら食べ物を探す。必要な分だけ自然から貰う。

農耕民は、小麦や米、動物をコントロールし食べ物を作る。

 

これだけ見ると、農耕民の方が安定しているように見えます・・・

しかし、食料の安定は人口の増加に繋がり、人口の増加は食料の増加に繋がり、この無限ループにハマっていきました。

その結果・・・狩猟採集時代より農耕時代の方が時間に余裕がなくなり、朝から晩まで一生懸命働くようになっていきます。

 

以前より楽な暮らしが出来るという幻想が裏目に出てしまったのです。

では何故、狩猟採集民に戻らなかったのか?

一つは「人口の増加からもう後戻りが出来なかった」もう一つは「狩猟採集民の生活を忘れてしまった」っというのが原因でしょう。

 

さぁ、これを現代にあてはめてみると・・・

以前洗濯は、洗濯板を使い行っていましたが、現在は洗濯機です。皆さんは以前に戻れますか?

以前連絡方法は手紙でしたが、現在はSNSです。以前に戻れますか?

世の中は、どんどん便利になり時間も節約できるようになっています。

しかし、何故か以前より忙しくなっています。便利になればなった分だけ忙しくなっているのです。

その結果・・便利になった時代の方が時間に余裕がなくなり、朝から晩まで一生懸命働くようになっています。

昔と何ら変わりません。

 

今後「必要な分だけ自然から貰う」と言う時代に戻るかもしれません。

それが数十年、数百年先かはわかりません⁉

しかし、いずれ戻るでしょう・・・何故なら、歴史は繰り返すからです🎵
時代は繰り返す

One thought on “農耕民と現代

未来への不安が原動力? | 夢と笑顔 〜自給自足への道〜 へ返信する コメントをキャンセル

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