金が高値更新してきましたね~。
1971年のニクソンショックまでは金本位制を維持、しかしそれ以降は金(ゴールド)の量に関係なく無尽蔵にお金を印刷してきました。
金(ゴールド)と交換可能だから価値(信頼)があったお金を、いつのまにか国という信頼に切り替え、お金を印刷してきた・・・。
国は方向性を示し、企業が事業を進める。業績が悪化しても国に救済を求めれば助けてくれる・・・そこに利害関係が生まれ生き延びる・・・そんな流れがリーマンショック以降当たり前になってしまいました。
それは無駄を生む社会
市場で売れないものを作っても国が救済してくれる社会。それは、市場にモノが溢れることを意味します。作ってもモノが売れなければ供給過多になるためデフレになります。その一方で国は毎年借金が増え続けているためインフレ欲求があります。
今の社会は『インフレ VS デフレ』この状態で綱引きをしていたのです。
現状は?
現状はというと、新型コロナウィルスの影響により物流が止まりはじめました・・・。それは溢れかえっていたモノが無くなり始めたと言う事です。企業を救済するためお金を支給したとしても、モノが作れなければ利益を上げることは出来ません。その期間が長期になればなおさらです。
ここまでくれば、将来が見えてくるのではないでしょうか?
『インフレ VS デフレ』・・・企業を救済するためお金を印刷しますが・・・新型コロナウィルスの影響でモノが作れない。つまり、供給過多から需要過多に変化していく=インフレになる。企業は倒産して行くため、給料は・・・。
それはスタグフレーションの世界に繋がる。今回物流ストップのキッカケが『新型コロナウィルス』だっただけで、株価暴落からの倒産でも、戦争でも何でもよかったのです。モノが溢れかえっていただけなのです。
白いご飯と野菜があれば生きていける。今の世界は、あまりにも無駄が多く、あまりにも欲が大きくなりすぎた・・・その結果です。いずれにしてもブログでは、この流れを早くから感知して頂くため発信してきました。皆さんは対策をとっているため生き残ります。今はドンっと構えて現状を俯瞰し、見守って行きましょう!その段階に突入していますよ~(´Д`)