いよいよインフレの進行が止まらなくなってきましたね。前に書いたブログを振返りながら、再点検していくので、どうぞお付き合いください。
お金(血液)の行きつく先
お金の向かう先は大きく分けると3つあります。
- 一つ目が、国債(安全資産)
- 二つ目が、社債(国債と株の中間)
- 三つ目が、株(リスク資産)
これらの資産で運用する場合、安全資産である国債で運用するのが基本ですが、近年は、インフレを抑えるため金利上昇が国債価格の下落を招き、不安を感じた預金者が銀行から引き出し、それに対応できなかった銀行が破綻する。という流れができてきています。これは今後も継続でしょう。
っと言う事は、金利が上昇すれば多くの投資家が国債に戻ってくる。という今までの考えは白紙に戻したほうが良さそうです。
理由は単純で、国債はバブルだからです。
国の借金がコロナによって急速に増えていく中、各国は財政がひっ迫し、赤字が深刻化しています。
つまり、各国が行ってきた国債を大量に発行し、お金を調達するスキームが終わり、次のステージに進むことになります。
次のステージにも明確な答えがありますので、それを見ていきます。
インフレで国債を返済する
今の日本の国債(借金)は、1,200兆円を超えています。
極端な話ですが、このまま国債を発行し続け、お金がゴミクズになり、りんご1個が100兆円になったらどうでしょう!
あまりにも極端すぎて「ピンッ」とこないかもしれませんが、りんご🍎が12個あれば借金を返せる計算になります。
借金を返済していく、次の世界では、生活必需品が価値を持つことになります。
答えは、コモディティ
あらゆるものを消去していくと、行きつく先はコモディティ(エネルギー(原油や天然ガスなど)、貴 金属(金・銀・プラチナなど)、穀物(小麦・大豆・とうもろこしなど)、非鉄金属(銅・アルミなど))になります。
コモディティが投資先として選択されると、あらゆる商品の値段が上がって行くので、インフレは更に加速します。
いずれ大量に輸血されたお金は、破裂し上であげた3つの投資先
- 国債
- 社債
- 株
から離れ、流れ出たお金(血液)は、私たちの生活を維持するために必要な「生活必需品」や「資産保全に有用な貴金属」へ流れて行きます。
喜ぶのは政府
インフレになって喜ぶのは政府(国)です。政府には本質的にインフレ欲求が内在しています。
なぜかというと、インフレになれば、
- 国の借金が減っていくから
- 国の税収がふえるから
つまり、バブル状態の国債を減らしていく事が容易にできるので、政府としては大歓迎。
後は、無知な国民にお金をばらまけば、国民も納得し、国も万々歳。
皆がWin-Winになると国は考えているはずです。
これが見えていれば!
私は何年も前からこの未来を予想し、リスク管理をしてきました。
お米作りも独自の作り方を確立し、インフレ対策は万全でありながら、健康にも気を付けた食材を作っています。
ゴールは『インフレから○○を守る』
(〇〇には、家族、周りの人、資産など)
これを目標に、あらゆる面で並列的に行動してきたので、ブログに全てを書けているわけではありませんが、それでも私の知識と行動が皆さんの力になれば幸いです。
今後もブログを少しさかのぼりながら、危機意識を高めていこうと思いますので宜しくお願いします。