これからの農業を考える。

ブログを始めた理由

私がブログを始めた理由は、今後「経済災害」や「自然災害」「戦争」などが発生する確率が高いと判断したからです。

その時、食料や物資が届かなくなることを想定しています。今年3月にトイレットペーパーやマスクなどが品薄状態となったのが良い例です。需要過多になりモノの値段は上昇し、購入したくてもできない状況になりました。これが食料で起こったことを考えて下さい。東日本大震災を経験した人は、より鮮明にその事が理解できるはずです。

その不安を少しでも取り除いてもらう為、微力ながら伝え続けてきました。

次のフェーズへ

上記がブログを始めた理由ですが、来年以降は次のフェーズに移ります。

テーマは『地元を守る米作り 地産地消』です。

上記を前提に置きながら次の状況を考えた時、経営悪化の小規模農家は間違いなく沙汰されていきます。高齢で作業が出来ない、後継者がいない。という農家は多く、コロナ禍が良いキッカケとなり放棄地が増えていくでしょう。

その時、体力のある大規模農家が現れ集約していく。と言うのが今後予想する展開です。

大規模農家は経営(お金)を第一に考え効率化していきますので、一気に進んで行くでしょう。

国で進めるスマート農業(ロボット、AI、Iot)とも相性が良いので、この流れを止めらません。しかし、もう一つ国で進めている地産地消とは相性が良くありません。

スマート農業を進めるには収入が必要ですし、地産地消を進めるには信用が必要になります。

そこで私が大規模農家に対抗していくためには、これら全てを満たす必要があるのですが、偶然にも原発依存を減らすと言う目的から太陽光発電事業を始めていました。太陽光発電事業は地産地消と相性が良く、更に収入をも得られます。

つまり、この収入をスマート農業の設備投資に全て突っ込みロボット、AI、Iot化で効率を図りながらも、作り方は米ぬか、ワラ、モミなどを使った昔ながらの農法で実施していきたいと考えています。

スマート農業で節約した時間を『作付け面積の増』に費やすのではなく、田んぼ一つ一つの品質に費やす。その上でそれらのコメを地産地消と掛け合わせる。

この戦法を『次のフェーズ』と位置づけ、地元農業を守っていきたいと思います。

その先に

地産地消の先に見えるモノ。それは、昔ながらの風景。囲炉裏を囲み皆としゃべりながら、時間に追われることなく、自由を楽しむ。時には昼間から酒を飲み、歌を歌う。目をつぶればその風景が見えてきます。

時間に追われている現代で、その時間からの解放が最高の贅沢。と位置付けるなら、そこに多くのモノは必要ありません。

時間からの解放、これが私の目標です。

残された時間をどう使うか。面白い展開になってきそうですね(^^)

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