2023年は金(ゴールド)価格が次のステージに進む。量的緩和再開と利下げがキーワード。

稼働時間2時間の側溝堀りで腰を痛めたので、子どもたちのマッサージとランニングで治癒を試みた鈴忠です。(※効果は抜群だ)

さて今日は、「2023年の金(ゴールド)市場は次のステージに進む」について、書いてみたいと思います。

2023年のキーワードは、量的緩和再開と利下げです。再開するかどうかによって、今後の流れが大きく変わるので注目する必要があります。

では、早速。

実質金利と金価格

実質金利

まずは、実質金利についてです。

実質金利 = 名目金利 − インフレ率

  • 名目金利:銀行などで目にする表面上の金利
  • インフレ率:物価上昇率

 

普段銀行などで目にする金利(名目金利)から、インフレ率を引いたものが「実質金利」です。

今のアメリカの実質金利は、

4.25%(名目) − 7.1%(インフレ率) = −2.85%(実質)

2023年前半は、名目金利が5%まで上がり、インフレが落ち着くとすると、、、

5.0%(名目) − 2.2%(期待インフレ率) = 2.8%(実質)

に近なり、実質金利が上がります。

しかし、2023年後半〜2024年には、インフレ退治のため上げすぎた金利(5%)が不景気を招き、

今度は、不景気退治のため「利下げ」と「量的緩和」を再開する可能性が高くなります。

すると、、、

0%(名目) – 10%(インフレ率) = -10%(実質)

と、インフレ第2波が視野に入ってきます。

金価格

金価格は、実質金利と反相関関係であるため、実質金利がマイナスになれば金価格は上がります。

つまり、金価格は短期的には下がっても、2023年後半〜2024年には上がる可能性が高くなります。

ギャップ

この予想を第1に考える理由は、国の機関は「現状」に対策を打ち、投資家は「未来」に対策を打つからです。

ここでの時間差がギャップで、ギャップはチャンスであり、資産を守ることに繋がります。

兎にも角にも、今年のキーワードは、利下げと量的緩和再開です。

注意深く見ていきましょう!!

 

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