ゴールドの保有量
1970年以前、世界の中央銀行は約7割超のゴールドを保有し安定していました。しかし、1971年にニクソン大統領が金とドルの交換停止を含む一連の経済政策を発表した結果、ゴールドの保有は意味をなさなくなり、現在の保有量は2割近くまで減少しています。
しかし、再びこの金(ゴールド)の保有量を増やそうという動きが出てきました。
理由は、基軸通貨ドルへの不信感です。先進国の多くは、多額の負債を抱えており、返済することはほぼ不可能。金利を上げれば利払いが雪だるま式に増えていくので上げることはできない。つまり、八方塞がりなのです。
そこで現在、BRICSや中東諸国の多くは、ドルの保有量を減らし、ゴールドの保有を増やしている!という訳です。
転換点
アメリカの大統領選や日本の解散総選挙は、大きな流れの変わり目になる可能性があります。インフレはさらに加速し、紙幣の価値は更に下落していくでしょう。
インフレ&紙幣の価値の下落は、回避不能な未来でしたので、ここに向け対策をとってきた人にとっては、最高の転換点となるはずです。
しかしその一方、何も対策を取ってこなかった人たちにとっては、最悪の転換点といえます。
銀貨1枚でコメ10kg
2018年に書いた記事ですが、これは今でもいきています。銀貨1枚でコメ10kgということは、今は5,200円程度。つまり世の中の相場と合致しています!!
この感覚が大切です。2018年に銀貨を買っていれば、インフレは起きてないに等しいのです。
結論
ここから先、紙幣の価値下落は回避不能です。価値が下落すれば、その代替品を求め世界は動いていきます。その先に何があるかは、2018年からブログで書いてきたので説明は不要でしょう。いよいよ動き出しそうですね!