小学一年の息子が「逆上がり」にハマっていたので、「お前なら、出来る!」と言って少しコツを教えたら、一週間で本当に出来てしまったことにビックリしている鈴忠です。
今日は、おコメの栽培法、オリジナルを探し続けてきて5年!ようやくゴールが見えてきたので、そこら辺の話を残しておこうと思います。
何度か書いていますが、このブログは子供に残しておきたいことも書き綴っています。私は父を早くに亡くし、一から農業をやってきたので、子供には20ぐらいは残しておきたいと思っているからです。
なので、そこら辺も入り混じったブログになっています。ご了承ください。
前置きが長くなりました…では早速。
完成形とは?
おコメの完成形は何か?
と聞かれたら、私は『子供たちに安心して食べさせたいおコメ』であって、私が『100歳まで生きるために、食べたいおコメ』になります。
じゃその為には、何が必要で、何が必要でないのか?を考えると、確実に言えるのは、
- 農薬がしっかりかかったおコメはまずありえない。
- 化学肥料ではなく、米ぬか、モミ、ワラなどで肥料分を得る。
更に
- 今の機械(2018年当初)では、実現する事が出来ない。
- 機械を更新し「品質」を爆上げしながら「効率」を図る必要がある。
この大枠を決めたうえで、毎年実験を重ねながら、何が一番イイのかを考えてきました。例えば、
- 米ぬかを撒く時期は?
- 田植時の苗の幅は?
- 水の入れる時期は?
- 天気を見ながら、何の作業をすれば効率が良いの?
その完成形が来年出来上がります♬
オリジナル栽培法とは?
オリジナル栽培法とは、稲が重なり合わないよう1株1株の間隔を広げ、ダイヤモンド型に植えることで、根が地中深くまで広がること。
栄養を吸収した根は、稲を元気にさせ、台風が来ても倒れない強い稲に仕上げます。これは稲刈り時の効率アップにも繋がります。
ここに、「米ぬか」や「水の量」、「入水と落水の時期」、「天候」を組み合わせ、最後は、最新の機械の力で品質を爆上げさせます。
今年購入した「光選別機」は、個人で持っている人は殆どいないので、個人から買うおコメとしては最高品質になると思います♬
まとめ
上記で「完成形は来年」としましたが、なぜ来年かというと稲を刈り取るコンバインという機械の更新が来年だからです。来年コンバインを更新し、すべての機器が最新の状態となります。
これらすべての機械を更新し、作っている量から考えると、30㎏あたり24,500円で採算が取れる計算になります。なので私のおコメの価格は完全に崩壊しています。
しかし採算度返しでも農業をやる理由は何か?
それは一番最初に書いた『子供たちに安心して食べさせたいおコメ』であって、私が『100歳まで生きるために、食べたいおコメ』を作りたいから。つまり趣味の世界の話だからです。
太陽のエネルギーから頂いた資金を、全て農業にぶっ込む。その上で、自分の目標を達成するとともに、未来の農業を考える。
自分が出来ることを、出来る範囲で届ける。これを念頭に置きながら、未来の農業について考えて行きたいと思います。