さぁ、今日も未来に向けて少し妄想をしてみたいと思います。
経済が崩壊した後の世界はどんな世界が待っているのか?
この問題を考えた場合ハラリ氏の言葉が響きます。
ハラリ氏曰く、今は人間至上主義だと言います。
どういうことかというと、中世では、あらゆる意味と権威の源泉は外部(神様)にありました。教育は服従を教え込み、聖典やお経を暗記し、古くからの習慣を学ぶことに的を絞っていました。
しかし、現代の人間至上主義の教育では、生徒に自分で考えることを教えるべきだとされています。なぜなら、この世の中で人間が一番賢く様々な考えが出来るからです。
しかし、今その人間至上主義もが変わろうとしています・・・。
科学の進歩により、一番賢いのは人間!の時代から・・・一番賢いのはコンピュータ(AI)!・・・データ(情報)を持つ者に変わろうとしています。
つまり、人間至上主義からデータ至上主義になろうとしているのです。
すると、「自動車」は「馬」に取って代わったように、「タクシー運転手」も「馬」たちと同じ道をたどる可能性が高いです。
つまり、今後4Gの世界から5G・6G・7Gの世界に変わり、全てのモノがインターネットと繋がった場合
データの処理速度は信じられないほどのスピードを持つようになります。
その時、一定の動きをするもの(=アルゴリズムを持つもの)はロボットやインターネットに繋いだ方がミスが少なくなるということです。
これは、大量の失業者を生むでしょう。
経済崩壊は、この準備段階です。
この流れを意識できなければ、今後取り残されていくことになるでしょう。
ハラリ氏曰く
「今、学校で子供たちが習うことの大半は、40歳を迎える頃には時代遅れになっているだろう。従来人生には2つの主要な部分に分かれており、まず学ぶ時期があって、働く時期が続いていた。この伝統的なモデルはいずれ廃れ、人間が取り残されない為には、一生を通して学び続け、繰返し自分を作り変えるしかない」と言う。
更に
「無用の大衆が例え全く努力をしなくても、おそらく国からの支援を受けられるようになるだろう。人は何かする必要がある。することが無いと、頭がおかしくなる・・・一つの答えとして、薬物とコンピュータゲームがある。必要とされない人々は、3Dのバーチャルリアリティの世界で次第に多くの時間を費やすようになるかもしれない・・・」
つまり、データ至上主義では、人間もアルゴリズムの一つと捉えられる可能性があるということです。
朝の番組で「アルゴリズム体操」というのがありますが、これはある一定の動きを繰り返します。
毎日同じことを繰り返す。これが、アルゴリズムなら・・・
私たちは、この外側へ行く必要があります。
つまり、「夢と笑顔」で書いた通り、夢や目標を設定して、毎日変化し続けることが必要だということです。
少し長くなりましたが、これが今後の世界。私の見る妄想の世界です(@_@)
参考にしてみてください☆