前に「アメリカの利上げはもう少し続く・・・」で話した通り、
アメリカ経済は数字上絶好調ですので、あと1回の利上げは想定通り行われるでしょう。もちろん市場もこれは織り込み済みです。
この言葉通り、今もアメリカの経済は数字上絶好調ですので、今年中に後1回の利上げが想定通り行われるでしょう。
しかし、トランプ大統領や機関投資家達は、この利上げが株の暴落に繋がることを知っています。
利上げは、経済を冷ます役目があるためです。
この事実を知っている投資家(AI)たちは、事実を知らない個人投資家より先に動きます。いつもブタを引くのは個人投資家です。
2008年から続く上げ相場は、いつまでも続きません。何時かは崩れ去ります。
この問題が、今回重要なのは「金融崩壊が実体経済に影響を与える」で書いた通り、
崩壊時には金融経済だけでなく、実体経済にも影響を及ぼす可能性があるからです。
では、2019年以降アメリカの「利上げ」と「金融引締め」により株の暴落が起こった場合、その先にあるのは何か?
私の第一のシナリオは・・・
アメリカなら「利下げ」と「量的緩和(QE)」
日本なら「財政ファイナンス」です。
この政策を実施した場合、世界の景気は回復するでしょう・・・しかし、それは見かけ上です。
国の借金は更に増えることになります。
この場合、国の借金を返済するには二つの方法あり(日本)
1つは、国民が増税により税金を納める。しかしこの増税には問題があります。超高齢化社会の日本では社会保障費を負担するのに増税だけでは間に合わないのです。
税金だけで国は、国家予算をつけることが出来ないので、借金(国債)により国家予算をつけていますが・・・しかし、2019年以降「金利上昇」で借金の返済額が増える可能性と「バーゼルⅢ」で国債がリスク資産となり買い手がいなくなる可能性があります。
ではその場合どうするか?・・・もう1つの方法、お金の価値を薄めて借金をチャラにする。「財政ファイナンス」です。
日銀が直接、国債を買って予算をつける・・・この先に待っているのが、ハイパーインフレです。
このシナリオが来るなら、私たちの対策は限られてきます☆
「現金」・「株」・「債券」・「貴金属」・「仮想通貨」・「食料」・「骨董品」
資産を何に分散しておくか?そろそろ考えてもいい時期に来ています。
いずれにおいても「現金」一択はないでしょう♬
また、心の面も重要です。「夢と笑顔 〜ダイジェスト〜」を参考にしてみてください。
皆さんも今後のシナリオを考えてみてください(@_@)