西洋哲学

西洋哲学

今日は西洋哲学について見ていきたいと思います。

個人の「真理」とは?

私自身が、真理(ホントウ)を持ち出してこれは正しい!と叫んでも、それを否定する誰か世の中には必ず存在する

これを突き詰めていくと・・・確実に言えるのは、「私」「他者」の存在のみ(物理的空間に存在するということ)。

「私」には私の考えがあり、「他者」には他者の考えがある。つまり、情報空間という目に見えない空間では、相手の思考を全て把握することは出来ない(今のところ・・・)。

では、他者とはどのような存在か?

他者とは、「私の主張を否定してくれるもの」「私の権利や生存にまったく無関心なもの」「私の理解をすり抜けるもの」

よって、「私」「他者」に良好な関係は成立しない

だからこそ「問いかけ等(なんで?)」が可能な唯一の存在となる。これは、新しい可能性、価値観、倫理を無限に創造し続けて行くことができるのです。

【結論】

うまくいかない「私」「他者」との関係(対話)が原動力となり、これが「真理(ホントウ)を求める熱い思い」に繋がるということです。

これが西洋哲学の個の「真理」です。

 

私たちはなんのために働くのか?

最後に・・・このことについて少し考えてみます。

私たちは何のために働くのか?・・・それは、便利な世の中を追求していくこと・・・。勿論、子供のため・自分のため等ありますが、昔から人間は便利な世の中にするため、働いています。

便利なモノ・新しいモノという人の「物欲」に働きかけ、開発者はモノを考えだす。労働者はそれ(モノ)を作る。

人は、他者よりも裕福な暮らし、便利な暮らしをしたい!

・・・当然の欲求です! 何故か?

人より優れていたいから!・・・。つまり、優越感に浸りたいからです。

すると?・・・一度きりしかない人生の時間の大半を削って、便利なモノ・新しいモノを買っては消費を繰り返します。

この堂々巡り、無限ループにはまることは、資本家(研究者)のため、資本主義経済維持のため、常に労働し続けることを意味します。

しかし、その労働者が今、人工知能を搭載したロボット等へ変わろうとしています。

この先に待っているのは何か?

資本家はAIロボット等を使用し、更に効率が上がったラインで大量のモノを生産するようになります。企業業績も上がるでしょう。

一方労働者は、モノを消費していきます。

お金はどうするのか?

AIに仕事を奪われた労働者は、ベーシックインカムにより最低限の生活は保障されているはずです。

労働者の行き場は、ゲーム、インターネット等で、身近な幸せを感じること・・・他者より裕福な生活をしていることで、幸せを感じることになります。

 

なんとなくイメージできたでしょうか?

これからの主役は、AI、ロボットです。

今後、貧富の差は広がる一方です。

そんな時代に生きる私たち、だからこそ「労働の価値を見直す!」歴史の転換期にきているのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です