確定申告から見る世界観

おはようございます。鈴忠です。

2019年も終わり、そろそろ確定申告の準備ですね。個人事業主の方は確定申告の準備に追われているのではないでしょうか?

私はというと、年間を通して大まかな数字を設定していますので、それに近づいた形でフィニッシュ出来ました。書類も税理士さんに提出して精査もおわり、後は決算書の出来上がりと私の設定した数字がどれだけ合っているか、答え合わせをするのみです。

さて、確定申告ですが、その考え方について少し書いてみたいと思います。

まず、子供の通信簿を思い出してみて下さい。子供は学校の1学期、2学期、3学期の終わりに、それぞれ通信簿が渡され、“よくできた”という項目に〇が多いほど私たち親は喜びます。通信簿は、普段学校で生活する子供たちの様子を見れない私たち親が、通信簿という文字を通して、学校での様子をイメージする表現方法になります。

では、大人になってからはどうかっというと、大人になってから通信簿は無く、世間一般から評価される方法は、確定申告書(給与所得者の方は源泉徴収票)。つまりこれが大人の成績表になります。

ただし、大人の成績表は成績が良かったからと言って単純には喜べません。 なぜなら大人になって成績が良かった場合は国へ『年貢』を多く収めることになるからです。年々国の財政がひっ迫してきていますので、その量も年々比例するように増えてきています。

じゃ、『年貢』を抑えるために成績表を悪くすればいいのか?っと言う話になりますが、そうはいきません。成績を悪くすれば今度は銀行への評価が下がってしまい、融資を受けたい時に受けられず、事業が足踏みをしてしまうという事象が発生します。

融資を受けなくても良いぐらい収入があればいいのですが、まだそんなわけにはいきません。

つまり何が言いたいかというと、子供のころは成績が良かったらそれでよかった。しかし大人になったらそう単純には行きませんっと言う事です。

大人になっても子供のころの思い出が強いとどうなるか?・・・『年貢』を多く収めることになります。

収入1,000万!!・・・「わ~、凄い!」・・・ではなく。

年収1,000万‼・・・「所得はいくらなんですか?」・・・です。

重要なのは、『お金の仕組み』で説明した通り『所得』の考え方です。給与所得者つまり従業員の方は、この所得をコントロールすることが出来ません。所得をコントロール出来ないと言う事は『年貢』をコントロール出来ないと言う事です。

国は副業を解禁していきます。5GやYouTube、AI技術が働き方を変えて行く中で、『年貢』をコントロール出来ない、労働者のみでいるということは、かなりリスキーな選択肢をしていると言う事です。

これからの時代、必要なのは知識です。知識のない人は、労働者という選択肢をとり、それを国や社会のせいだ!っと言ってきます。私は仕事柄多くの方と話すのですが、そのような方向に進む確率はかなり高いと感じます。皆さんはそこから抜け出してください。そして、楽しく人生を過ごしましょう( ´∀` )

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