リーマンショック時との比較 ~ヤナギの様に~

緊急利下げ ~第2弾~

さぁ〜、今月に入ってから2度目の緊急会合。アメリカの中央銀行は残り4回分の利下げ(1%分)を一気に使い果たし、ゼロ金利まで持ってきましたね。これで、先進国の各国がゼロ、若しくはマイナス金利になったことになります。更にFOMC会合では、量的緩和再開を決定しました。ECBや日銀も量的緩和拡大を発表していることから、世界で足並み揃っての対策になります。

しかし、これらを受けて株価の反応は?っと言うと・・・マイナス・・・今のところ全然効果ないじゃありませんか~( ´∀` )

リーマンショック時を振返る

私たちがリーマンショックで学んだこと、それは複数の住宅ローン債権をまとめた利率のいい金融商品パッケージに投機していたと言うこと。大多数の人は、利率に反応しどの商品が危険か?は考慮していなかったこと又パッケージされていたため気付かなかったこと。その後、住宅バブルが崩壊し、住宅ローン市場で信用収縮が起こり、株の下落に繋がって行きました・・・。

次に、その当時のFed(アメリカの中央銀行)の対応ですが、「インフレを抑えるため利上げをする」か「アメリカ経済減速を考慮し利下げする」かの選択で、利下げを選択したこと。しかし、株の下落は抑えられず量的緩和へ突入して行ったこと。これらは数カ月後の株の上昇へと繋がって行きました。

その時の市場の反応はというと、株と金(ゴールド)が下落した一方で、米国債は上昇したということ。その後、量的緩和の発表を受け、金(ゴールド)は上昇していきました。

それらを踏まえ

状況的にはリーマンショック時と似ているような気がしますが、違いはというと、リーマンショックが金融市場から発生したのに対し、今回は実体経済から発生していると言うこと。(ただし、新型コロナウィルスが「原因」なのか「結果」なのかは想像にお任せします)次に、各国の中央銀行が出来る政策が、ほぼほぼ無いと言うこと。それを知ってかどうかは不明ですが、各国が非常事態宣言を出しており、国主導で動く可能性があると言う事です。状況が悪化すれば、戒厳令もありますかね。

まぁ今の私たちに出来る事は、この状況を理解し、今後のリスクに備えていく事です。リスクに備えた後は、ヤナギの様に自然の流れに逆らわず、落ち着いて行動して行きましょうね~(;´∀`)

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