「一人でも多くの人を•••」から「信頼できる仲間と•••」に切替える。

  • 昨日アリの行列を見つけ、子どもたちとその行列に亀裂を入れたらどうなるか実験をしたら、アリが数分間行き場を失い、黒い塊が出来て子どもたちと大はしゃぎをした鈴忠です。

さて今日は、『「一人でも多くの人を•••」から「信頼できる仲間と•••」に切替える。』について、書きたいと思います。時代はソロソロ転換期を迎えます。そんな中、今までのスタンスで行動していては、家族も仲間も守れなくなってしまうので、信頼できる人と『より密』な関係で、これからのインフレを乗り切るという決意です。参考になれば幸いです。

では、早速•••。

日常になったインフレをおさらい。

最近世の中では、インフレというキーワードが日常になってきましたね。

そこでもう一度インフレについておさらいしたいと思います。

インフレとは「モノに対して、通貨が弱くなっていくこと」。つまり、通貨の希薄化です。

更にもう少し突っ込むと、インフレには2種類あります。

  1. コストプッシュインフレ原材料など生産コストが上昇することで起きるインフレ。
  2. デマンドプルインフレ景気が過熱上昇し、需要が供給を上回ることで起きるインフレ。

※戦後、焼け野原でそこから再生に向けてモノを作りまくったインフレがデマンドプルインフレ。1970代以降、オイルショックにより起きたインフレがコストプッシュインフレ

更に、最近の円安で起きるインフレも、これから意識しといても良いかと思います。

今のインフレは?

これらインフレの知識を頭に入れたうえで、今の現状を。

今のインフレが何か?といえば、コストプッシュインフレデマンドプルインフレの合わせ技。ひどいのは、そこに賃金(給与)の上昇が伴わないスタグフレーションだと言うことです。

原因は単純で、大きな視点で見れば、今の資本主義の仕組みは「100年そこらでこうなる運命だった」ということで、この大枠をつかんでないと、原因を別なもの(コロナや戦争)にすり替えてしまいます。

最終的なゴール(資本主義の終焉)が決まっている中で、インフレを助長(最後の追い込み)させたのが、コロナやウクライナ・ロシアの戦争だと考えた方が良さそうです。

コロナと戦争で需要と供給のバランスが崩れ、デマンドプルインフレを作りだし、さらにそこへ脱炭素が加わったことで、燃料価格が高騰し、コストプッシュインフレ!というわけです。

後忘れてはいけないのが、現金給付と量的緩和です。現金給付により国民にお金を配ることで、消費しやすい状況を作ることは、インフレ加速に繋がります。量的緩和も通貨の希薄化に拍車をかけるので、これまたインフレ加速に繋がります。

今後の展開

デマンドプルインフレは、需要と供給のバランスで成り立っているので、将来のインフレを見越し、今買うことでインフレは更に進みます。つまり、多くの人が買いだめをします。多くの人が買いだめを終了した地点。もしくはモノを買うお金が無くなった地点がインフレのピークとなるでしょう。それは消費者が消費できなくなった時なので、それが経済沈没のサイン。つまりインフレからデフレに切り替わっていく合図です。

コストプッシュインフレもさらに進んでいきます。今時代は、ガソリンから電気への転換期で、今後さらに電気の需要は増していきます。そんな中、再生可能エネルギーだけで電気社会を賄えると思いますか?普通に考えたら、賄えません。電気の需要が増していくのに、石油などの燃料を使わないようにしていくのですから、供給が足りなくなるのは目に見えています。そこでエネルギーの対策ですが、すでに動いている人たちがいます。今後は小型原子炉が主流になってくるでしょう。もう流れは出来ています。私たちは、燃料高騰の煽りを受け生活が困窮する。そこで満を持して登場するのがエネルギーの救世主、小型原子炉です。私たちはこの流れを理解し、今の時点では再生可能エネルギーを使って、燃料高騰に対応するしかありません。

サバイバル

これから、買いたくても買えない世界が到来します。農業機材でも買えない事態が出てきたので、近いうち様々のものに波及していくと思われます。農機具の営業担当の方も「20年以上勤めていて、こんなの初めてです。」と言っていました。

機械が届かない、買えないということは、機械が壊れれば生産できなくなるということです。肥料価格も高騰しているので、来年以降、体力のない生産者は生産をストップせざる負えなくなります。供給が更に落ちる可能性があります。

何度も言うように、ここからは現物が重要になります。

想い

リーマンショック以降、世界はインフレに向けて突っ走っています(あからさまです)。この事実に早く気付き、行動し、対策を練っておくことが重要だったのですが、当時リーマンショック以降、私が「お金は価値がなくなるよ」といくら説明しても、みなさんに映る私の姿は「銭ゲバ」のイメージ。どうしても、「私の頭の中の世界」と「皆さんの頭の中の世界」では大きな乖離があり、説明すればするほどドツボにハマってしまいました。

2018年、ブログを始めた理由(ブログの目的)も、タイトルのサブに「~本当の価値を求めて~」としたのも、インフレに気付き、備えられるギリギリラインだと感じたからです。しかし、ここでも乖離が生じ、なかなか理解されませんでした。いずれにおいても、この最終局面を早くから予測し、対策をとることが重要なわけで、今の時点で何もせず、のん気に構えてることは相当なリスクであることに気付いてほしいです。

ブログの目的では、「一人でも多くの人が」としていますが、もうその時期は終わりました。今は、「インフレ対策をしてきた仲間」、「信頼できる仲間」とある程度絞って、密に対策をとっていきたいと思います。

 

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