2023年のアメリカは、インフレ急減速。やはり、自給自足が最強説。

今週、アジを釣りに行ってたくさん釣れたので「なめろう」を作ろうと、ウイスキーを飲みながら作っていたら、、、娘と言い合いになり、ウイスキー飲み過ぎで意識が飛んでしまった鈴忠です。#ウイスキーは危険な飲み物

今日は、前回の続き2023年は日本のターン。電気代の高騰からインフレが加速し、その波は全てに波及する。)で、世界の中心であるアメリカの2023年について、少し深く考えてみたいと思います。

では早速。

アメリカの2023年前半はインフレ急減速

アメリカのインフレ率は現在7.1%と、7月の9%台を頂点に順当に下がってきているのが現状。

それもすべて、アメリカの中央銀行(Fed)が政策金利を0.75%ずつ上げ(12月は0.5%)、金融引き締め(市場からお金の量を減らす政策)を行っているからである。

ここで考えなければいけないのが、「アメリカのインフレ率は何処まで下がるのか?」という疑問。

すべては、時間差でやってくる。

例えば、コロナ後の緩和(市場にお金を増やす)が効き始めたのが2022年。

緩和やり過ぎで2022年のインフレ率が急上昇したように、現在行っている引き締め政策が効き始めるのが2023年。

だとすると、今は利上げを休めて見守る!が一番いい政策なのだろうが、、、インフレ率が未だ7%台のアメリカで、何もしないという政策をとれば、国民が許さないだろう。

つまり、アメリカの中央銀行(Fed)が今後も政策金利を上昇させ、金融引き締め政策を続けるなら、、、2023年のインフレ率は、急降下していくことになる。

Fedは2%まで下げる

Fedのパウエル議長は、「インフレ率を2%まで下げる」と言っている。

アメリカのインフレ率は、冒頭でも言ったように現在7.1%。目標の2%まではまだ差がある。なのでFedは、利上げのペースを縮小しつつも利上げを行っていくだろう。

ポイントは「時間差」。

Fedが現在の政策を2%まで続けるなら、2%に達した時の政策は時間差で現れてくるので、、、インフレ率は更に低下し、マイナスまで下落してしまうかもしれない。

景気後退

インフレを抑えるための金利上昇と量的引き締め政策が仇となり、2023年後半には、アメリカのインフレ率が急降下し、景気後退が襲うかもしれない。

その時Fedは、どんな政策を行うのか?

私のメインのシナリオでは、今と真逆の政策「金利低下と緩和政策」をもう一度行うのではと考える。

つまり、インフレ第2波に突入していくシナリオだ。。。

今か未来か

今のための対策か?将来のための対策か?

で考えるなら、国の機関は、今、目の前の対策を行う方が問題は少ない。

なぜなら、目の前の問題に対し「こうしています」と言えるからで、そこに時間差の概念はない。

将来のための対策は、目に見えないのに加え、不確実であるため根拠がない。

しかし、問題を解決していくには、不確実な未来への対策が必要となる。

こう考えると、国の機関は未来との相性は最悪だ。

まとめ

将来は考慮せず、目の前の対策をするあまり、いつも「やり過ぎてしまう」のが国の機関。

ということは、インフレ率を2%にするまで利上げを続ければ、2%以上に下がってしまい景気後退が襲ってくる。

今度は、その景気後退を抑えようと、金利低下と緩和政策を行えば、インフレ第2波がアメリカを襲う。

これをメインしなりをに考えた場合、インフレ第2波から自分の資産を守れるのは、やはり、古風なタイプの資産。

『農地・食料・エネルギー』などになる。

人々は生きていくため、食料やほかの必需品を買わなければいけないが、贅沢品は食べられない。

ということで、、、やはり最後は、自給自足が最強になる。

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