2023年は日本のターン。電気代の高騰からインフレが加速し、その波は全てに波及する。

今日は、「2023年は日本のターン。電気代の高騰からインフレが加速し、その波は全てに波及する。」について書いていきたいと思います。

世界はインフレに向けてまっしぐら、その波がいよいよ日本にも到達します。2023年は、準備をしていた人にとって最高の年になるでしょう。本当の価値とは何か?

では早速・・・。

現状(インフレ率)

アメリカのインフレ率は、8%台から7%台へ低下傾向にある。

一方、日本のインフレ率は、2%台から3%台へ上昇傾向にある。

世界のインフレは同時に上昇するのではなく、場所を変え少しずつ上昇して行く。

2023年は日本のターンになる。それが資本主義である。

現状(政策金利)

政策金利についても見てみよう。

アメリカの政策金利は、現在3.75%である。12月のFOMC会合で0.5%程引き上げる予定なので、12月の政策金利は、4.25%になる。

一方、日本の政策金利は、0%付近で固定されている。何度も言っている通り、日本の金利は上げる事が出来ない。

中央銀行が出来ることは無い。玉切れ後の世界を予想する(2021.3.10)

2023年

2023年のインフレは、日本のターンになる。

アメリカは、経済が成長しているというデータを基に政策金利を上昇させ、経済を冷ますことによって、インフレ率を抑えようとしている。その甲斐あって、インフレ率は8%台から7%台へ下がってきている。

一方日本は、成長しない経済を量的緩和(お金を市場へ流す)によって支えてきた。その甲斐あって、インフレ率は2%台から3%台へ上昇している。日銀の思惑通りということである。

後は、上げたインフレを経済成長によってカバーしなければいけないのだが・・・

政府債務が大量に積み上がった中で、政策金利を上げることは出来ない。なので、日本がインフレを抑える術はない。「世界がなんとかしてくれ!」という他力に頼るしかない。

進むインフレ

もう少し長期で見ると、日本のターンが終われば、再びアメリカのターンになる。

アメリカの政策金利は多分5%付近まで上がるだろう。5%付近まで上がれば、経済の減速が確認できるので、アメリカの中央銀行は、経済を刺激するため「量的緩和と金利低下」さ再開させることになる。すると、再びアメリカのインフレが加熱する。

後は、世界がこのゲームをいつまで続けるかだが、私の予想としては新円切替の2024年が一つのポイントになるのでは?と思っている。

まとめ

大切なのは、この流れを理解し価値が下がっていく紙幣(お金)を手放し、価値あるものに変換していくことである。

ただし、2023年は日本のターン。電気代の高騰からインフレはグングン上昇して行く。なので生活を確保したうえでが大前提となる。資金に余裕のある人は、価値あるものに変換していくことを勧めするが、それ以外の人は、生活に重点を置いた方が良い。

2023はこのバランスを取りながら、しっかりと状況を見極めて行きたい。

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