イスラエスとイランから考える世界情勢

田植えの時期になり、苗はイイ感じに伸びてきたモノの最近の日差しの強さに耐えきれず、苗が焼けの管理に手を焼いている鈴忠です。※ハウス全体にビニールシートを張って、強制的に日陰を作りました。

さて今日は、少し前にイスラエルとイランの紛争がありましたが、そこから今考えておかなければいけないことと、インフレが本化してきたことについてまとめておきたいと思います。では早速、、、。

 

ホルムズ海峡封鎖の可能性

冒頭でも話した通りホルムズ海峡封鎖の可能性についてです。

イスラエルが4/19、イランに対する攻撃に踏み切ったと報道されましたが、今後イスラエルとイランの間で戦争が起きると『ホルムズ海峡』封鎖が視野に入ってきます。ホルムズ海峡は、幅が30㎞と広くなく、大型船が通過するときは、海底の深い中央付近(75mから100m)の走行が必須になります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%82%BA%E6%B5%B7%E5%B3%A1

今のところ封鎖の可能性は低いもののゼロ%(絶対ない!)とは言い切れません。

日本はホルムズ海峡経由で原油を輸入しており割合は原油全体の95%です。

もし封鎖になれば、その破壊力は計り知れません。

日本が1941年の太平洋戦争時、アメリカに戦争を仕掛けた理由も原油です。

原油の7割をアメリカからの輸入に頼っていた日本にとって、アメリカが原油を輸出しないという経済制裁は許せなかった!!

つまり、ホルムズ海峡の閉鎖があれば、当時と似たような状況が作られると考えるのが妥当です。

ホルムズ海峡封鎖で世界一打撃を受けるのは間違いなく日本です。

一方、得をする国も出てきます。それが原油産出国である、アメリカやロシアになります。

ホルムズ海峡封鎖は、アメリカやロシアにとってはチャンスと捉えておいて良いでしょう。

このことから冒頭でも書いたように今のところ可能性は低いものの、ゼロ%とは言い切れない理由がここにあります。

 

金価格

金価格も今までにない上昇を見せています。それもドル高になりながらの上昇です。

ドル円では一時160円にタッチしましたが、現在は1$=153円付近に戻しています。金価格も一時2,400$/㌉にタッチしましたが現在は2,300$/㌉に戻しています‼

これはまだまだ序の口です。ここからドル基軸通貨が終焉を迎え、ドル離れが起き始めると金価格はさらに急騰していくでしょう。

2025年から2026年の間で起こる可能性が高そうで、どう行動し準備しておくかがポイントになります。

さらに各国で通貨の価値が希薄化されていくことが意識され始めれば、この動きはさらに加速していくでしょう。

 

まとめ

何時の時代も危機が起きれば、その後ろには受益者がいます。

受益者が目的を間違えば、その代償を負うのは国民になります。

何時の時代も政治家は間違った方向に向かっていきます。私たち国民が出来ることは「政治家は間違う!」ことを理解し、自分で対策を練ることです。

インフレもこれからさらに顕著化してきます。大切なのは原油と同じく受益者になる事です。

つまり最大の防御は生産者になることです。生産者になれないのなら生産者との繋がりを作っておくことです。

対策をしておけば、インフレはチャンスです!!

ぜひ皆さんもチャンスを掴んでください!!

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