貿易戦争

 

今後

 

2018年3月26日、人民元建て原油先物取引が上場された。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2856643026032018EAF000/

今まで原油は、『米ドル』により取引されていたが、3月26日米ドル以外の通貨『元(中国)』で取引が開始された。

本来なら、大々的に取り上げてもいい記事である。

しかし、それは放送されない。

 

『元』は、『米ドル』と現在ペッグ制(固定相場制)としているため、

その影響は少なく、その価値は低い。

しかし、今後、『元』が金(ゴールド)によって価値が裏付けられれば、その価値は高まる。

中国もそれを狙い、金(ゴールド)の貯蔵量を増やしてきた経緯がある。

 

ただし、中国も、米国と同じく負債は膨大で、これを解消しない限り、次のステップには進めない。

つまり、どこかの時点で負債をリセットする必要があるのは明確な事実で、

元が金(ゴールド)によって裏付けられた時が

米ドル基軸通貨の覇権が崩れる時である。

 

中国は世界最大の石油輸入国であり、

決済には『米ドル』を使用し、大量の『米ドル』を購入していた。

これは実質的に、米国のインフレを中国が吸収していたということである。

それが解けた今、米ドル基軸通貨の崩壊がいよいよ近付いてきたということなのかもしれない。

 

それに伴い、貿易戦争も激化してきた。

米国と中国の関税合戦は既に始まっており、

引きどころを見失えば、全世界に波及していく。

今はその瀬戸際にいる。

 

また、北朝鮮は中国に電撃訪問し、中国側に寄り添ってきている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-26/P67G9I6TTDS001

 

米国は、国防長官を解任しタカ派(戦争やれやれ派)に替えてきた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28086440T10C18A3MM8000/

 

世界が目まぐるしく動いている中、日本は方向感を見失っている。

森友問題や相撲問題のニュースが毎日のように放送されている。

「木を見て、森を見ず」とは、まさにこのことだろう。

これは、放送局の株主が視聴率を重視していること、

利益を重視していることが問題で、今後も有力な情報は流れてこないだろう。

ニュースは自分で調べることが重要となる。

 

今後、貿易戦争の激化は、私たちの生活に大打撃を与える。

給料が上がらず、物価が上昇していくスタグフレーション!

https://tadamitsu.com/archives/308

今、時代は急激に変化し、常識が常識でなくなりつつある。

視野を広くし、生活を送ることが求められる時代に突入している!

 

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