量的緩和と現金給付
去年から"始まった"新型コロナウィルスが引き金となって、多くのお金が印刷され、多くのお金が世の中に出回ることになりました。
世の中に出回ったお金は、お金余りの人たちにとっては臨時収入であり、お金が無い人たちにとってはありがたい給付となります。
お金余りの人たちにとって、現金給付はパッと湧いてでた"お金"で、宝くじにでも当たったようなものです。
投資へ回す人たち
アメリカではロビンフットという投資アプリが人気で、一般の人たちが投資をしています。ゲーム感覚で気軽に投資が出来ると言う事で話題ですが、このアプリとSNSを使って「皆で何時にこの株に投資しよう!」という動きがみられます。
コロナ禍において自宅で過ごすことが多くなった人たちにとって、投資は暇つぶしでありゲーム感覚でできるツールなのかもしれません。
これによる弊害
普通、市場の価格と現物の価格は一致しているのが普通です。しかし、市場の価格だけ上昇(下降)し、現物の価格がそれに連動しないと言う事が起き始めています。
私が思うにこの差は更に広がっていくでしょう。
コロナ禍で倒産する企業が増えてくれば、私たちの前に供給されるモノは一時的にでも減少します。つまり"供給<需要"の状態になるのではないか?
この状態で、投資アプリをゲーム感覚でする人たちが増えれば、更に市場価格と現物価格に差が生れ、バブルが作られていくのではないか?
私たちが出来ること
準備をしてきた人たちにとって今できることは傍観です。
貴金属を見ても分かるように、今買おうと思っても中々手に入れることは出来ませんし、手に入れるためには、市場価格よりも割高な現物を求めるしかありません。
この事象はいずれ他のモノでも起こってくるはずです。希少価値があるもの。市場価格よりも割安なモノを見つけて、資産保全に役立させるのは"あり"なのかもしれません。
最後に
自分の人生は自分で守る。全て自己責任。自分で考え自分で行動する。
これらを守ったうえで、周りの人の役に立てれば最高ですね(^^)