新型コロナとワクチン接種

いよいよワクチン接種がはじまりましたね。っということで、今日は急遽ワクチン接種の現状について考えてみたいと思います。

現状

まずウィルスについて考えてみましょう。ウィルスとは、それ単体では増えることが出来ず、別の生物(例えば人間など)に侵入して、その生物の増殖機能を乗っ取って増えるものを言います。

コロナウィルスは今まで6つの種類が確認されており、その内4つは一般的に風邪と言われるウィルスで、残り2つは「SARS(サーズ)」と「MERS(マーズ)」になります。

一昨年発見されたコロナウィルスは新種のモノであり、2019年に発見されたことから「COVID-19」と言われたり、SARS(サーズ)に似ていることから「SARSコロナウィルスⅡ」などと言われ、新たに発見された7つ目のコロナウィルスになります。

致死率

次に致死率について見てみましょう。上記のコロナウィルスの致死率について見てみると、まず2002年に流行した「SARSコロナウイルス」では、10%程度。2012年に流行した「MERSコロナウイルス」では、35%程度。今回の「新型コロナウイルス」では、2%程度となっています。

あれ?意外と低い!と思ったかもしれませんが、インフルエンザと比較してみると、インフルエンザの致死率は0.02%程度であり、新型コロナウィルスの致死率は、インフルエンザに比べ約100倍も高いと言えます。

ワクチン接種

これらの現状を踏まえたうえで、ワクチンについて考えてみましょう。

まず、ワクチンを接種する目的ですが、①に「人から人への感染を防ぐため」、②に「感染したときの症状を軽くするため」があげられます。

サラッと書きますが、なぜこんなにも今回ワクチン接種が重要視されているのかと言いますと、今までワクチンは「生ワクチン」「不活化ワクチン」「組換ワクチン」というワクチン接種が主流でした。しかし今回接種されるのは「核酸ワクチン」です。今まで接種されていた「生ワクチン」「不活化ワクチン」「組換ワクチン」の多くは、長い経験があり人間への安全性が確立されています。しかし、今回接種される「核酸ワクチン」は、設計図(DNA,RAM)を直接打ち込むワクチンです。マウスなどである程度の成果は出ているものの、人間での実験は行われていません。今回の新型コロナウィルスの影響で、世界はワクチンイケイケ状態になっています。みんながワクチンを欲しています。みんながそう言うなら、数十年かかる実験をすっ飛ばし、ワクチンを承認しちゃおう!っと言うわけです。つまりそれは、社会的実験を全世界で行っているということで、安全性も効果もこれから見守りながら進むということです。ただしポイントはみんなが欲している!ということです。

「生ワクチン」「不活化ワクチン」も1年後には出て来るでしょう。これらに対し自分にとって何が良い選択なのか?考える必要があります。今は情報社会です。情報は様々なところに落ちています。それを拾うか❓スルーするのか❓は個人の自由です。ただし言われるがままにその道を進んで行くのだけは避けたいものですね。皆さんも自分の頭で考えて選択して行ってくださいね~。

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