苗の緑化に失敗。失敗した原因と対策を考え、失敗から得られたモノを考える。

さて、昨日皆さんには『ご期待ください!』なんて調子よく言っていましたが・・・苗の緑化に失敗してしまいました。これで、今年のお米は絶望的です・・・なんて悲観的なことは言っていられません。お米を待っている人、家族、インフレ対策のためにお米は必須です。なので今回は、失敗した原因と失敗から得られたモノをしっかりと確認し、次に繋げていきたいと思います。

正直な話し失敗したことは、書きたくありません。しかし、ありのままを書かかなければ、失敗が無駄になってしまいます。・・・なので書きたいと思います。情報の共有だと思ってお付き合いください。

緑化に失敗した原因

失敗した原因はハッキリしています。

  • 水の与え過ぎ
  • 高温(朝の寒さに油断し、ハウスを開けずに1日離れたこと) です。

それでは、それぞれ見ていきたいと思います。

まず、水の与え過ぎですが、これは単純に朝と夕方に、水を与え過ぎたと言う事です。今世界的に注目が集まっているファスティング(断食)でもわかるように、体を整えるためには、しっかりと間隔をあけた適度な食事が求められています。それが健康を保つ秘訣だと解説されています。それなのに、与え過ぎてしまったんです。人間も植物も地球上で生きる生き物。その原理は一緒なのですね。食べ過ぎ与え過ぎは、病気の原因に繋がると言う事を実感しました。

次に高温ですが、これは完全に私のミスです。朝は寒く、日中はグンッと気温が上昇する。これを前提に温度管理をしなければいけないのに、『朝寒いからそのままでいいか!』という油断が、枯死(枯れて死ぬ)に繋がってしまいました。

更にもう一つ高温を助長したのが、ラブシートです。ラブシートは保湿、保温効果があるため。苗の温度を更に上昇させてしまいました。これらが相まって苗は枯死してしまいました。

対策

枯死した苗からは異臭も漂っていましたから、ここから復活させるのは難しい(…ムリ…)と判断。次に考えるべきことは、苗の確保です。苗を確保するためにはどうすれば良いのか?A案、B案、C案の3通りを考え、その案の中から順に当たって行きました。結果、無事同じ枚数の苗箱を、その日のうちに確保することが出来ました。協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

次に、水のやり過ぎに対する対策では、最初に水を多く与え、その後は緑化するまで水は与えない。という事を基本にし、もし土が乾燥するようなら少し与えるで統一。

その最初の一回の水をしっかり保湿するためにラブシート。しかし、それだけでは高温に対する対応が疎かになってしまいますので、ラブシートの上に遮熱シート(シルバーシート)をかけることで、高温と太陽光に対応する事としました。

失敗から得られたモノ

今回の失敗で多くの損失を出しましたが、それ以上に得られたモノがあります。それが経験です。

失敗は気づきを与えてくれます。失敗は成長を与えてくれます。

失敗からどう這い上がるか?という対策とその対策を実行する決断力。そして責任。意図して失敗するモノ(実験)と意図せず失敗するモノ(失敗)いずれにおいても重要なのは、その結果を受け止め、次にどう活かすのかと言う決断です。この過程を乗り越えたモノだけが、成功へと繋がって行くのだと確信しました。

長々と長文になってしまいましたが、今日は、失敗談をあげてみました。この失敗が何かの役に立てれば幸いです。

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