今日のお話は、時間は『未来⇒現在』に流れている。というお話の続きになります。目標を設定して突き進む場合、時間の流れは『未来⇒現在』の考えが重要でしたが、今回は『過去』についてです。過去は今の生活に大きな影響を与えるので、『過去』を理解することは今を楽しく生きることに繋がります。例を交えながら分かりやすく説明します。
こないだの記事を読んでいない方は、リンクを貼っておきますので【未来⇒現在】の流れを確認して下さい。
時間は『未来⇒現在』に向かって流れている。この流れを理解するには目標(ゴール)設定が重要になる。では早速。
では早速。
過去とは何か?
あなたにとって過去とは何でしょうか?もし、いじめられた過去があるのなら、その人にとって過去とは思い出したくない災厄なモノ? 逆に、全国大会出場の経験があるのなら、それは輝かしい過去?
上記はいずれも、『結果が過去を作っている』。といえますが、それは本当でしょうか?これが本当なら、全国大会に出場した人は、みんな輝かしい過去を持ち、いじめられた過去を持つ人は、みんな災厄な人生。と言う事になります。
もう少し分かりやすくするために、シンデレラを例として説明してみましょう。
例えば、シンデレラ。シンデレラは毎日いじめられていましたよね。でもシンデレラは常にプラス思考(目に見えない部分)です。そんなシンデレラの基に魔法使いが現れて、シンデレラを素敵な女性(見た目)へと変身させます。最後には、王子様と結婚して幸せな人生を送りました。
面白いお話ですよね。このお話は全ての的を得ているような気がします。では、このシンデレラがマイナス思考(見えない部分)だったらどうでしょう。
「なんで私だけこんな目に…」「もう嫌だ…」「人生最悪…」っと、こんな考えを持ったシンデレラだったら王子様はシンデレラを好きになったでしょうか?いくら魔法使いがシンデレラを素敵な女性(見た目)を変えても、心(目に見えない部分)が変わらなければ、王子様との結婚は無かったでしょう。
つまり、同じ環境でも過去をどう解釈するかによって、未来は変更可能だということです。
これを踏まえ、親に伝えたいこと
このプラス思考・マイナス思考の考え方は、10歳前後で決まると言われています。これらは親の影響を大きく受けるので、まずは親がプラス思考になる必要があります。プラス思考なら挫折しても、考え方をすぐに転換できるので、立ち直りが早くなります。
マイナス思考は決して悪いものではありません。私たちが活きて行く上で、マイナス思考は身を守ってくれるからです。しかし過度なマイナス思考は、不安を助長し、ストレスを増幅させていきますので、健康にも支障を来します。
なので、普段の生活の中で【無意識】に出てくるマイナス思考を【意識】することを心がけて下さい。「あっ、またマイナス思考になっちゃった」と感じるぐらいで十分です。この気付きが、あなたを過去の呪縛から解き放してくれるはずです。
最後に
過去は、今の生活に大きな影響を与えます。過去をどう解釈するのかによって今の生活は変更可能だ。ということを覚えておいてください。