農家は二極化していく。「直売率」が高い生産者はコロナ禍でも飛躍する。

最近、缶ビールを箱でをもらったので、昼には冷蔵庫に入れ、ガンガンに冷え切った缶ビールを夕方から飲むのが日課になってきている鈴忠です。
さて今日は、「知っておくべき直売率」ということを書いていきたいと思います。
 
コロナ禍において絶対に必要な知識ですので、みなさんも考えてみてください。では・・・
 

カギは「直売率」

コロナ禍において行動が制限され、多くの飲食店が被害を受ける中、農作物を大量に生産している「大規模農家もまた被害を受けています」。大規模農家の多くは、国からの補助金を受けてはいるものの、その多くを借金(投資)で賄っています。
 
普通、規模を拡大していく場合には、自分で生産した農作物の卸先を考えておかなければいけないけません。しかし、大規模農家のほとんどが、そのことについて真剣には考えていまません。考えている農家のほうが、マイノリティで変態扱いされます。借金の不安を払しょくするため、朝から晩まで、農作業に追われ、営業を考える余裕がない。だから農協に頼ってしまう。
 
いくら規模を拡大して生産量を増やしていっても、それを売りさばくだけの力がなければ、作った農作物は廃棄され、供給過剰となり、デフレとなってしまいます。
 
じゃこれから供給過剰で、デフレになるの?
 
いや違います。
生産者は農協に営業を任せているので、ひたすら、ひたすら作ります。朝から晩まで一生懸命作ります。それもこれも借金を返すためです。だから、最初の数年はデフレでしょう。
 
しかし、コロナで人々は制限され、飲食店は営業時間を制限され、そのうち卸先がなくなってくる。(ここは一番最初に考えるべきリスクです)
 
すると農協も損はしたくないので、農家からそんなに多くを仕入れなくなる。若しくは、安く仕入れる。そして末端の生産者は、卸先をなくす。若しくは、安く買いたたかれる。大規模農家の借金は、立ち行かなくなり自己破産する。。。デス。
 
この先に待っているのが、インフレ。
 
そんな農家がこれから出てきくるかもしれません。さらに追い打ちをかけるように、日本各地で雨の被害が出ており、これも農家(生産者)を困らせています。
 
そんな中、農家自身が卸先を築いてきた生産者は、これからグンッ⤴っと伸びていきます。
「直売率」が高い農家は、飛躍の年になっていきます。
 

出始めるのは数年後

この影響が出始めるのは、1~3年後と踏んでいます。
今は序章の序章です。
ジャンプでいったらしゃがむ期間。
今は、自分の考えを整理して、どうすれば1~3年後楽しく過ごせるのかを考えておく期間。
私ができるのは、農業を楽しみながら、日々レベルアップして、その日を待つ‼です。
 
スタグフレーション❕』この言葉をしっかり理解しておいてください。
 
 

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