早々に2回ワクチンを接種したイスラエルから見えてくる、日本の「今」と「未来」

昨日友達と飲みに行き、風呂上がりに床で寝てしまい、調子がいまいち戻ってこない鈴忠です。

さて、今日はワクチン接種で日本の先を行く、イスラエルで何が起こっているのかを確認してみたいと思います。イスラエルの状況を見れば、日本の未来をある程度は予想できるので、今回はそれを見ていきたいと思います。

では、、、

イスラエルでは2020年12月に1回目のワクチン接種を開始し、2021年3月に国民の約7割が2回目のワクチン接種を終えました。その後、4月にはイスラエル総選挙が実施されています。

「あれっ」と思うかもしれませんが、メチャクチャ今の日本の流れと似ています。

ということは、イスラエルの5月から9月までの状況がわかれば、これからの日本がわかる!ということです。

続けます、、、

4月の総選挙でネタニフヤ氏が敗北し、新たにナフタリ・ベネット氏が首相になりました。ベネット氏は2回のワクチン接種で感染者が激減したことを良しとして、経済を最優先に考え「マスクを外せ」「お店を開けろ」「イベントを開け」と呼びかけました。5月から6月にかけて感染者はゼロに近づき、新型コロナウイルスは終息したと期待が膨らみました。

しかし、その喜びから1カ月も経たないうち(7月)に、ブレイクスルー感染が起こり、感染者はあっという間に増え、2021年8月には3回目のワクチン接種が開始されています。

ここで重要なのは、イスラエル保健省の方々が7月にファイザー製ワクチンの有効性について再評価を行っているところです。その結果、重症化を防ぐ効果は91%と高かったものの、感染防止効果は39%。つまり、時間の経過とともに抗体が減少することが分かったのです。

少し時間を戻して、ブレイクスルー感染が起きた理由についてみてみると、デルタ変異株は小さな子供から感染が広がったと、イスラエル保健省は結論付けました。つまり、「子供にもワクチン接種をしていきましょう」という流れです。この流れは日本にも来ています。

ざっと書いてみましたが、、、

「ここから何が見えてくるのか?」ですが、たぶん、選挙後の日本で、もう一度感染拡大が起きるはずです。それはイスラエルと同じく、子供からの感染かもしれません。イスラエルでの事象を念頭に置きながら、行動(活動)するのとしないのでは、雲泥の差が出てきます。感染再拡大が起こる場合を「プランA」、感染が拡大しない場合を「プランB」とし、それぞれのプランで準備を整えておけば、大きくコケることはありません。

私たちに求められるのは、「情報処理力」ではなく「情報編集力」です。情報処理は「AI」に任せたほうが遥かに効率がいいので、人間にしか持てない「編集力」を鍛えたほうが、今後の世の中で役に立つはずです。

「コロナとは何か?」に対し、私は自己免疫暴走(サイトカインストーム)もありますが、一番は「不安」だと思っています。その不安を取り除くため必要なのは、自分の選択肢を増やすことです。

皆さんもコロナという不確定要素に踊らされるのではなく、選択肢を増やして不安を解消していってください。

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