人は「現状維持」が基本スペック。基本スペックをブチ破るには「意識」することが必要。

自宅で、たこ焼きパーティーをするため、具材に「タコ、イカ、牛肉、ウインナー」を用意したら、その具材を玄米ご飯にのせて食べてしまい、玄米ご飯でお腹いっぱいになってしまった鈴忠です。

さて今日は、人間の基本的な考え方に現状維持機能という考え方があって、これらは無意識で勝手に反応し、脳内で勝手に処理されてしまうので、「それを意識していくことって大切だよね」という、ちょっとややこしい話を、かみ砕いて書いてみたいと思います。

これからインフレが進行していく中で、とっても大切な考え方になるので参考にしてみてください。

では、早速・・・。

現状維持機能という基本スペック

人の意識には「現状維持機能」が基本スペックとして備わっていて、ココにいる方が楽だよ~。だからこのままココに居続けようぜ~。という機能が働きます。

この機能は、ホメオスタシスと呼ばれる体の機能と似ていて、熱が出れば汗をかき、寒くなれば体を震わせ、体温を一定に保つ機能と一緒です。

現状維持機能は、これが脳内で行われているイメージです。

つまり、一回その生活が心地イイと感じてしまえば、それ以上に努力する事はなく、その状態を維持しようとする。たとえ、それ以上の生活が約束されていてもです。

脳内の現状維持機能は「宝くじの当選」で説明できます。年収500万の普通のサラリーマンが、宝くじで当選し「億」のお金を手にしても、数年後には、また年収500万円のサラリーマンに戻ってしまう。若しくは「億」の生活が染み付いているので、以前よりつらい生活を送る羽目になる。

良くも悪くも現状維持機能は、生活環境を変えたくないという思いからきています。これを紐解くと、狩猟採集時代にまで遡る必要があり、狩猟採集時代は、昨日と違うことをすれば、死ぬ確率が上がるので、現状を維持しようという機能が働く。

つまり、私たちの体と頭の中には、その防衛本能がDNAとして刻み込まれていているのです。

現状維持機能はリスク

狩猟採集時代では防衛本能として機能した現状維持も、時代の変化と共にリスクへと変化しました。現代では現状を維持する機能は、大きなリスクとなっています。

そんな中、この現状維持機能を払拭するためには、無意識で勝手に「働いている!」と意識することが大切です。

  • 「今日は走るぞ」…「やっぱり明日からにしよう」⇦現状維持機能
  • 「今日は勉強するぞ」…「やっぱり明日からにしよう」⇦現状維持機能

これらを意識するだけで普段の生活は劇的に変わります。

ほとんどの人は、現状維持機能とう人間が持つ基本スペックに気付かず生活を送っています。しかし、現状維持機能を意識すれば、これを「味方」につけ「正のスパイラル」へと変換することが出来ます。

これが習慣です。

まとめ

これからインフレが加速します。物価は上昇し、賃金があがらないというスタグフレーションが起こります。

さらに、インフレ対策で行う量的緩和縮小と利上げが、株価暴落と金利上昇を引き起こします。その時、ローンを変動金利で借りている人がどうなるのか?…考えただけでゾワゾワするのですが、いずれにしても重要なのが、上記で書いた考え方で、無意識に働く機能を意識する事です。

人生で一回、経験できるか出来ないかの経験を、これから味わえる私たちはラッキーで、入念な対策が必要です☆まだ多少なりは時間があるので、ぜひ行動をとってみてください。

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