有名投資家のジム・ロジャーズが経済見通しについて語っているので、その言葉を見てみたい。
「市場の調整はまだ少し続くかもしれないが、今に皆を喜ばす何かが再び起こる。あと1回市場は上昇し、そしてそれが最後の上げになる」
これは、ロジャーズ氏が前から言っている「最後の一上げ」予想である。暴落の前は、誰も暴落が来ることを予想しない。しかし一方で逆風も吹いているとも言う。
「アメリカは金利が上昇し、トランプ大統領は貿易戦争を始めようとしている。これは混乱を招く」
更に、ロジャーズ氏は
「次の弱気相場はあなたの人生、私の人生で最悪なものになる」
これも、ロジャーズ氏の言葉は変わってない。株価下落は50%超を想定している。更に、有事の金については、
「今たくさんの悪いニュースがあって、金のようなものが上昇しない場合、金の調整が終わっておらず上昇しないことを意味する」
更に
「政府や紙幣への信頼が失われると、金や銀が買われるものだ。是非はともかくとして」
以上がロジャーズ氏の見通しである。
つまりどうゆうことかと言うと
「資産(株等)の最後の一上げが来るかもしれないが、それは長くは続かず、その後人生最大の危機が来る。株が下がる時、有事の金や銀も一緒に下がっていく。しかしその後、政府や紙幣の信用が失われ、金や銀が買われるだろう」
ということである。
これを基に私たちが判断しなければいけないことは、株価の上昇でも、お金を稼ぐことでもありません。
災害に備え対策を練っておくこと。これが重要となります。
ロジャーズ氏が言う「人生で最悪なもの」とは、物価の上昇(インフレ)だと思われます。これは、国の借金や政策を見て防ぎようが無い事実だからです。
インフレの波は今はまだ小さいですが、いずれ大津波で襲ってきます。インフレの波の高さは、各国の政策(対策)により変わってきますが、私が思うに日本は大津波になる可能性が高いです。
日本は借金と言う名のもとに、増税等を実施してきます。これは私たちに打撃をあたえます。更に給与が上がらず、インフレが重なれば、私たちの生活は厳しいものととなります。
ぜひ、ブログで紹介したような方法等により、対策を練ってみて下さい。
国は副業を解禁していきます。「投資は悪」という考えは今後、「無知は悪」に変わって行くかもしれません☆