「好き」を続けるには、土台が必要。私がお米の「品質」を爆上げする、本当の理由?

田んぼに生えたヒエをとるため、朝5時に田んぼに入ったら、朝露でビショビショに濡れてしまった鈴忠です。(毎年地道な作業で、ヒエの量は年々減っています!)

さて今日は、「個人から買うお米の品質、ナンバーワンを目指すために必要なこと」について、まとめてみたいと思います。

では、早速・・・。

出穂確認!!

まずは田んぼの状況から・・・今年の出穂は、7月26日に確認できました。(昨年より4日程早いです)

葉の色もイイ感じに抜けて、たんぱく質が抑えられている感じがします。たんぱく質が抑えられると、食味が向上するので、より美味しいお米になります。

「葉で作られた栄養」と「根っこから吸収された水分」で穂が作られているのですが、今年は、見た目的にも最高で、収穫後の数値測定が楽しみです♪

これからの作業としては、すべての穂が出揃うまで浅水管理。

万が一、水が抜けてしまっても追加の水掛けは無し・・・というのも土が粘土質なので、一回水を掛けておけばそれで十分で、後は、太陽エネルギーによる葉の光合成で、しっかりと穂を作ってくれるからです。

大枠

まずは大枠から、私が「どんなお米を作りたいか?」という事ですが、

何度も言っているように私の一番の目的は・・・インフレ対策。

つまり、経済災害が発生し、物流がストップした場合、「食の争奪戦」が起きる可能性があるので備えている。これについては、多くの人が東日本大震災を経験したのでイメージしやすいと思います。なので、まったく起こりえないとも言い切れません。起こるリスクがあるのなら備えておく必要があります。

需要と供給のバランスを考えれば、今後需要過多に傾くのは必須で、自分の「食」は自分で守るが正解です。

上記「自分の食は自分で守る」については、準備万端なので、私が次に考えなければいけなかったのが、「どんなお米を作りたいか?」です。(ようやく本題です!)

物価上昇で生活が苦しくなれば、多くの人が、安いものを求めてスーパーをさまよいます。スーパーで買う安い食材には、安い理由があります。

大量に作られている、お米や野菜には、大量に農薬や化学肥料が使われています。それを知らない親は、生活を維持するため、良かれと思い子供に食べさせます。

インフレが進み生活に困窮すれば、生きるために安いものを買わなければいけない。これがイメージできるかが重要です。

対策は、この事実に早く気付き、「自給自足に舵をきる。」「収入を上げてイイ食(無農薬など)を取る。」「農家と繋がりを持つ。」です。

「どんなお米を作りたいか?」に対する私の答えは、「100まで生きるために必要な米作り」です。

最新機器で昔ながらの農法

「100まで生きるために必要な米作り」を実現するためには、2つの方法があって

  1. お金をかけずに、時間をかける
  2. 時間をそのままに、お金をかける

 

ブログでも書いていますが、私は太陽光発電施設を所有し、その施設で得た太陽エネルギーを農業(=食)に変換しています。(究極のSDGs☆)つまり、最新機器を購入できるだけの環境を作り出しました。(結構すごいことだと思います)※太陽光発電施設の資金も自分で一から作り出したので、そこら辺もブログのどっかしらに書いてあると思います☆

お米は、農薬や化学肥料を抑え、ヌカ・モミ・ワラ・鶏ふんを使用した栽培方法(有機栽培は一反歩のみ)で、そこへ光選別機と籾摺機、昨年購入した乾燥機をプラスし品質に磨きをかけました。特に光選別機を所有している方は少ないと思うので、個人から購入するお米としては、最高級になります。

まとめ

結局、私がやっていることは単純に、お金に価値がなくなるんだから、家族や自分、その周りの人たちが安心して暮らせる環境を整えて行こう!・・・です。その中で「100まで生きるために必要な米作り」を目標に掲げ、そのためには何が必要なんだっけ?・・・で、イメージがつきやすいよう「個人から買うお米の品質、ナンバーワン」を掲げてみた。という感じです。

大切なのは、自分が好きなように農業が出来る環境を整えておくこと。

ここが定まらなければ、品質の良いものも作れません。多分これから多くの農家が経営難に陥ります。理由は資材の高騰です。すると品質は粗悪なものが出回ります。土台をしっかりと固めなければ、いくら目標を掲げたとしても簡単に崩れてしまいます。来年以降も続ける事が出来ている農家は、土台がしっかりしている農家です。

「個人から買うお米の品質、ナンバーワン」を目指して、繋がりある人を守って行こうと思います☆

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