籾摺が終わった後のお米を運ぶ作業が年々きつくなってきた、四十間近の鈴忠です。
さて、今日は1年分のお米を確保したので、その「お米を美味しく保存する方法」について、書いておこうと思います。
残りは『自然米』の一反歩のみ
間隔を広げて、ダイヤモンド型に植える栽培法・・・『ダイヤモンド植え』!!
(※去年までは、「ちどり植え」。名前的にフラフラしてるイメージなので、ダイヤモンド♦に変更してみました)
今年も例年通り、台風が来ても倒れることなく、収穫する事が出来ました。
「太い稲」、「倒れない稲」を作るため工夫を重ね、試行錯誤を繰り返し作ってた米作り。
ダイヤモンド植えを始めてから5年が経過しましたが、稲🌾は一度も倒れていません。
今年も残すところは、『自然米』の一反歩のみ。今年最後の稲刈りを楽しみながら、終わらせようと思います。
水分
水分にも気を使わなければいけません。
水分は高い方がうまい。
稲を刈り取った直後のお米の水分は、20%を超えています。
この状態のままだとカビが発生するので乾燥という工程が必要になるのですが、供出するお米の水分は、16%以下と決まっています。
16%以上になると、買い取ってくれなくなるので、大体は安パイをとって、15%前後で乾燥させます。
ちなみに下限は14%。それ以下になると炊飯する時にヒビ割れを起こし、味が落ちます。
ということで、水分は14%~16%の範囲内になるのですが、これはあくまでJAなどに供出する場合です。
経験上
ココからは私の経験上の話です。
まず17%以上のお米を玄米で保存すると、カビの発生確率は格段に上がります。冷蔵庫内で保管出来ていれば、この限りではないのですが、普通の家庭ではできません。
17%以上で食味を残しながら保存する場合は、モミでの保存がベストになります!
※今年は、モミでも保存しています。
供出しない場合は
水分は高い方がうまい。が前提ですから、農協などに供出しないのであれば、水分は16%〜17%がベスト。この水分で、十分保存が可能で、美味しくいただけます!!
ちなみに私の家では、JAや米屋などに供出していないので、私が一番ベストだと思う16%〜17%の水分で、しっかりと保存しています。
話しはずれましたが
今年も1年分のお米を確保しました。
私の家の周りでは、台風による倒伏被害が多発しています。大規模農家の被害が大きく出ているので、今後の動向には注視しといた方が良さそうです。
供給が細ればインフレは加速します。
原料や燃料も上がっているので、今はインフレ要因しかありません。
私も出来る対策は取ってきました。周辺の人にも対策を取っておくよう呼びかけてきたつもりです。
我が家やその周辺では、このインフレを『無風』で乗り切っていきたいですね。