お金は価値を失う?インフレ時代の防衛術。

いつも買い物は車が当たり前だったのに、昨日は天気が良かったので家族で歩いて行ったら、いつも通りの買い物をしてしまい大量の荷物を持つ羽目になった鈴忠です。

さて、今日は「お金は価値を失う?インフレ時代の防衛術」について、アメリカと日本の現状を見てから考えてみたいと思います。

では、早速。

米と日の違い

アメリカの中央銀行(Fed)は2月初めのFOMC会合で、0.25%の利上げを決定しました。

これで金利は4.5%まで到達。更に2月の雇用統計の結果が良かったことから、「金利を上昇させても、景気は後退していない」との認識が広がり、3月のFOMC会合でも利上げ(0.25%)をするとの予想が出ています。

日本では、中央銀行(日銀)が2月1日に発表した1月の国債買い入れ額は、23兆6902円で過去最大。

金利の上限を0.5%で抑えていますが、国債の買い入れ額が増えているということは、日本の国債が売られているということなので今後、金利0.5%の維持は限界を迎えます。

2023年後半に起きること

2023年、後半は、、、

アメリカは、さらなる利上げで景気後退に突入していきます。

景気後退が確認されれば、脱却するため「利下げ」「緩和」に転換していくでしょう。

逆に日本は、金利を抑え続けた結果、国債買い入れが額が限界に到達します。

国債を維持するため「利上げ」を余儀なくされるでしょう。

つまり、2023年は昨年と真逆になり、円高ドル安に振れて行くことになります。

アメリカが「利下げ」と「緩和」を再開すれば経済は回復するもののインフレは更に上昇し、日本が「金利」を上げれば、国債は延命されるものの金利が上がりローンの負担が増えるため、生活は圧迫されていきます。

お金は価値を失う?インフレ時の防衛術。

ここからが本題で、インフレが進行し、生活費が圧迫されていく現象を「スタグフレーション」と言うのですが、2023年後半は、その状況が目に見えて現れてきます。

スタグフレーション時の防衛術は、価値あるものをインフレに乗せていく、若しくは、交換するです。

1つの例ですが、例えば、、

  • 私は今年、近所のおじちゃんから「田んぼは荒らせないから、お米を作ってくれないか?」と頼まれました。

⇒回答

「私はお米を作る設備を整えてきたので、お米は作れます。ただ‥野菜を自給自足できるほど作ってないので、野菜を頂けませんか?」

おじいちゃんは、野菜作りの名人なので、、、

「お金じゃなくていいの?野菜は作り過ぎちゃうから、、食べて!」

つまりWinWinです。

もう1つ、、

  • 畔塗りを頼まれた方にも、このように回答しました。

⇒回答

「畔塗りやりますよ。それでお金はいりません。ただ‥草刈りお願いしてもいいですか?」

この方は、乗用の草刈機を持っているので草刈りは苦ではありません。すると、、、

「ありがとう、じゃ気が付いたら刈っとくから!」

つまりWinWinです。

 

何が言いたいかと言うと、人それぞれ持っている価値が違うということです。

得意分野と不得意分野があるなら、その価値を交換してWinWinにすればいいだけの話です。

「本当の価値とは何か?」を真剣に考える時期に来ています。

このままお金に固着していれば、いずれお金は価値を失い、インフレに飲み込まれ、更にお金が必要になります。

しかし、お金ではなく「価値の交換」なら、今のお金が価値を失っても関係ありません。

是非、お金とは何だったのか?もう一度考えてみて下さい。

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