今日も経済について考えてみたいと思います。

 

ジョージ・ソロス(=ソロス氏)を皆さんは知っていますか?

1930年ハンガリーに生まれ、戦争を経験しイギリスへ。その後1969年に投資ファンドを立ち上げ、1992年にイギリス政府とのボンド相場を巡る戦いで名をあげ、ソロス氏は「インドグランド銀行を破った男」との異名をとる。現在も世界の金融市場に絶大な影響力を持ち、「開かれた社会」の理念を実現すべく政治活動にも積極的な投資家である。

 

そんな彼の少し前(2016年)の言葉を紹介します。

「銀行の信用創造(銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨をつくりだすこと)は、不良債権や赤字企業の延命のために使われている。今後も1〜2年ほど先延ばしに出来るかもしれないが、信用バブルは恐ろしいスピードで成長し続けている。中国の不動産バブルは、もう少しの間耐えうるかもしれない。ターニングポイントは皆が思うより遅れてくる可能性がある。」と話しています。(2016年)

つまり、中国の株式市場は崩壊したが、不動産バブルはこれからということです。

思い出してください。リーマンショックの引き金となったのは、サブプライムローン危機と言われるアメリカの不動産バブルです。

では、次の金融危機の引き金になりそうなものと言えば・・・中国の不動産バブルでしょうか⁉

独裁体制に入った中国を、トランプ大統領は関税等により揺さぶりをかけています。

 

中国政府によって作られた住宅や施設などに人は住んでいません。中国の成長を作り出すためだけに作っているのです。

 

ここで、確認しときたいのがソロス氏の「再帰性理論」です。

「市場は常に間違っている」という理論です。

社会的事象(市場など)は、人間の思考が入っているため人間がコントロールできるというものです。

つまり、人間は一人ひとり認識している世界が違う。そのため一人ひとりの情報が違う。すると見えている世界も違う。

100%情報を知っている人はいない為、「本当の現実」はだれにもわからない。

現実の認識が情報操作により、現実´になり、更に現実´´となる。この繰り返し(永久ループ)によりバブルは形成される。

 

つまり、中国という国が情報統制を行っているなら、私たちには間違った情報が流れ、その認識の永久ループによりバブルは形成される。ということです。

 

最後にソロス氏の言葉をもう一つ。

「強気相場は、小爆発にときおり見舞われながら続く。そうしているうちに誰も小爆発を恐れなくなる。このときこそ、大暴落の条件が整った時である。」

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