バブル崩壊は何処から始まるのか?
バブル崩壊を考えた時まず頭に浮かぶのは中国です。
何もかもが自由な国がある一方、中央集権的な国があります。
何が一番正しいのか?それは、わかりませんが・・・中央集権的な国は、政治や経済の事まで決めようとします。
そして中央集権的な国は、幾度となく潰れてきました。
今の中国はどうでしょう?(日本も?)
中央集権的な政治は、統制がとりやすく決裁のスピードも速く、経済が成長しているときはとてもいいシステムです。
しかし、経済成長が止まってしまったらどうでしょうか?
中国は今その時期に来ています。今まで多くの借金により、成長を前借してきました。
しかし、そのつけを返す時が来ています。
問題は先ほども言ったように中国経済は負債(借金)により成長してきたことです。
前回の「太陽光発電」で言うなら、増強剤により成長してきた状態です。増強剤で体にムチをうって走れば、必ず副作用がでます。
中国もそのことを理解しているため、多くの金を購入して基礎体力の強化をしているのでしょう。
アメリカは中国に対し関税をかけています。
更に金融引き締めにより資金が世界から引き上げられています。
この資金は、新興国から順に引き上げられていくと以前話しました。
つまり、金融引き締めを続けている限り、中国の方が先に潰れてしまうのではないか?ということです。
その時、シャドーバンキングの問題が再燃したら・・・
2年前になりますが、ソロス氏曰く
「銀行の信用創造のほとんどは、不良債権や赤字企業の延命のために使われている。これを、先延ばしに出来るかもしれないが、信用バブルは恐ろしいスピードで成長し続けている。中国の不動産バブルは、皆が思うより遅れてくる可能性がある。被害は遅れて現れるものだ」
とのことです。
いずれにしても、問題はこれらが私たちの生活、実体経済にどう影響するかです。
以前話したように各国に残された選択肢は僅かです。「2019年以降の株暴落の先に・・・」
それでも対応できない場合は・・・対策は万全にしておきましょう☆
※ シャドーバンキングについてのリンクがあったので貼っておきます。【シャドーバンキング】