愛と自立 〜アドラー心理学~

対人関係のゴールは共同体感覚

 

共同体感覚

人間は身体的な弱さゆえに共同体(集団)を作り、協力関係の中に生きています。個の力で見ると、他の動物のほうが人間よりはるかに強いのがわかります。

人間は常に他者との「つながり」を希求(得たいと願って求めること)している。全ての人の心には、共同体感覚が内在しているのです。

人間の抱える最も根源的な欲求は「所属感」

つまり、「何処かに属していたい」「孤立したくない」「ここにいてもいいんだ」と実感していたい!ということです。

 

交友関係

尊敬とはその人が、その人らしく成長発展していけるよう気づかうことです。

対人関係の土台は、「尊敬」によって築かれます。全ての人(妻、子供、親、友人、知人、見知らぬ人等)を「尊敬」することが求められます。

そして、無条件に信頼(=尊敬)し、他者がどう思おうとひたすら与え、利他的(自分を犠牲にしてでも他人の利益を優先する)な態度でいることが交友関係を築く条件となります。

共感の第一歩は、「他者の目で見て、他者の耳で聞いて、他者の心で感じること」

つまり、「他者の関心ごと」に関心を寄せることです。

 

本当の自立

人は「愛」によって本当に「自立」します。

「自立」 ⇒ わたし(自己中心性、愛されるためのライフスタイル)からの脱却。

 「愛」⇒ 二人で成し遂げる課題。わたしたちの幸せは、やがて、共同体全体、人類全体へと範囲を広げる。

二人で成し遂げる課題が➡幸福へと変わり➡幸福は貢献感へと形を変え➡貢献感は、誰かの役に立っていると思えたときだけ、自らの価値を実感すること。です。

 

結論

相手を想い尊敬し、みんなの幸せのために突き進む。みんなの幸せとは貢献感であり、誰かの役に立っていると自分で実感できれば、それは共同体全体の幸せとつながる。

 

今回は3回に渡り、自分なりにアドラー心理学をまとめてみました。

是非参考にして見てください。そして、実践してみてください♬

 

 

自立への道 〜アドラー心理学~:https://tadamitsu.com/archives/977

対人関係と自立 〜アドラー心理学~:https://tadamitsu.com/archives/987

 

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