歪み

市場

今日は歪みについて考えてみたいと思います。

今年の3月、アメリカのFOMC会合で、2019年5月から量的引締めを減額し、9月には停止すると発表しました。

更に、「今年中の利上げもほぼ無い」と発表しました。

これを受けて市場は、利下げをするのではないかとの思惑から株価が上昇しましたね⤴

上昇は4月の段階で、史上最高値まで回復しましたが

その一方で、新興国通貨からは資金流出が再開しました。

その流出した資金の一部はBTCなどの仮想通貨に流れ、今に至ります。

 

つまり

先進国の株価が上昇する一方で、新興国の通貨らは資金が流出していたこと。

FOMC会合で、利下げするとは言っていないのに市場は織り込み、株価が上昇したこと。

リーマンショック時に起きていたこと・・・」で書いたように利下げでは株価の下落を止めることが出来ないこと。

更に、史上最高値まで上昇した株価を見ても、一部銘柄の上昇が全体を押し上げていること。

以上、全ての点において歪みが発生しています。

 

ここで思い出してほしいのが、1年前「中国発!世界恐慌の可能性・・・」で書いたソロス氏の再帰性理論です。

本当の現実を把握している人は誰もおらず、その人の認識が更なる現実を作り出し、それが膨らみバブルとなる。

バブル崩壊はこの逆が起こるのです。

つまり

現状の歪みは、それぞれの認識が造り出していて

今は、その歪みが膨らんできた状態と言えます。

 

これが私の現状です。認識は人それぞれです。皆さんの見ている現状は違うかもしれません。

しかし、それが現状を作り出します。

 

何故色々なことを考えるのか?

それは、現実との歪み(誤差)を少なくするためです。

歪みを少なくすれば、未来が見えます。

未来が見えれば、将来の対策が練れます‼

 

これから、物価が上がって行きます。逆に所得は下がっていくでしょう。

皆さんはどんな現実を見ているのでしょうか?

しっかりと対策を練って行きましょう(>_<)

そして、現状を楽しんでいきましょう☆

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