信用

中央銀行とは?

お金とは信用です。1万円札はただの紙切れ、原価20円程度で作られた紙です。では何故皆が1万として使えるのかというと、それは発行者の「信用」によって成り立っているからです。

お金を作っているのは誰か?・・・国ではありません。国が認めている機関、中央銀行です。そして、中央銀行が発行した通貨を法定通貨と言います。少し、ややこしいですね(*o*)

中央銀行は国の機関ではなく、民間企業です。アメリカの中央銀行FRBは100%民間銀行。日本の中央銀行も株式市場に上場している半民間となります。

「お金持ちになりたい。お金が欲しい。競争、競争。」この向上心を煽る今のシステムは経済発展に優れたシステムです。でも・・・そのお金を発行しているのは、国ではなく民間企業の中央銀行です。そして、中央銀行から間接的に国債(借金)を発行して、国はお金を得ています。国の借金は年々膨れ上がり、私たちに税金という形でそのシワ寄せがきています。

このシステムは最初からこういうシステムなのです。だから、いま世界中で国の借金は膨れ上がっているのです。

今後更に借金が増えていくことを考えると、国が出来る解決方法は2つ。「少しずつインフレにして更に税金を上げていくか」又は「ハイパーインフレにして痛みは伴うけど一瞬にして借金をチャラにするか」しかありません。どちらが良いのかは分かりません。もしかしたら別な解決法があるかもしれません。

今の私には思い浮かびません。対策は必要です。

 

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