アメリカが0.5%の緊急利下げを決定!
さぁ、遂に動き出しましたね・・・アメリカの中央銀行が緊急でFOMC会合を開催し、0.5%の利下げを決定!しました。ブログを読んでいる皆さんには、おなじみFOMC会合です。前のブログ「広がる新型コロナウィルス」で『特にアメリカの中央銀行の動きは重要ですよ。』と書きましたが、早速動いてきましたね~。
ブログでは『ここに各国の量的緩和政策を落とし込んでいくと、ぼんやりとですが未来が見えてきます。』とも書きました。量的緩和政策は「現状認識①」で説明していますが、もう一度書くと。
各国の中央銀行が経済を良くするために(?_?)出来る事は2つ、一つ目がお金の量を増やす(量的緩和)。二つ目が金利を低く押さえる(利下げ)です。この2つを上手くコントロールしながら経済を維持してきました。しかし、量的緩和は各国ほぼ限界。利下げは、ヨーロッパと日本は限界。残るはアメリカの金利のみ!という状況からの利下げで、アメリカの金利の残りは1.00%のみ。ヨーロッパや日本に続き、遂にアメリカも「ゼロ金利」「マイナス金利」に向けて動き出した形になります。
量的緩和政策の終焉に向けて
レイ・ダリオ氏の言葉を借りるなら「金融緩和は持続不可能、限界に達しつつある。」です・・・上記2つのコントロール機能を使い果たせば、各国の中央銀行は経済を維持する事が困難になります。つまり、限界ということです。
重要なのはその先で・・・限界後の世界がどうなるか?ですが、私が思うに「国」若しくは「○○経済圏」がコントロールすると考えます!但し、そこに移行するまでの間私たちは今までの代償を払わなければいけません。それが、経済崩壊(ハイパーインフレやスタグフレーション)等です。
その時「見せ掛けの価値(お金)」や「人間の見栄(欲)」ではなく、本当の「価値」が何か?を知ることが重要です。何故なら、お金は生活をするための道具であって必須アイテムではないからです。また、見栄や欲によって「一瞬の幸せ」は感じられますが、その幸せは長続きせず更なる欲につながるからです。本当の価値が何か?本気で考えるときが近そうです(^o^)