金利上昇、量的緩和後の投資先を考える

 

皆さん!いよいよインフレリスクが高まってきたので、前に書いたブログを振返りながら、再点検していきたいと思います。

コロナ禍で行う、お金という輸血

単純な話ですが、今、世界ではコロナの影響?によって、経済で回るお金(血液)がストップしています。それは世界の血液(お金)がストップした状態で、瀕死の状態と言う事です。そのため世界中の中央銀行や政府は、お金という血液を輸血して、回復を図っています。

お金(血液)の行きつく先を考える

お金の向かう先は大きく分けると3つあります。一つ目が国債(安全資産)。二つ目が社債(国債と株の中間)。3つ目が株(リスク資産)。です。

安全資産である国債で運用するのが基本ですが、近年の量的緩和と金利の利下げによって、多くの投資家が高い利回りを求めて、株へ移行しているのが現状です。

っと言う事は、金利が上昇すれば多くの投資家は国債に戻ってくるのでしょうか?・・・みなさんはどう考えるでしょう?

今、金利は少しずつ上昇し始めています。

これは私の考えですが、お金(血液)は国債には戻って行かないと考えます。何故かというと、今、国債はバブルだからです。

国の借金がコロナによって急速に増えていく中、各国では財政がひっ迫し、赤字が深刻化しています。つまり、各国では国債を大量に発行し、お金を調達していますが、その国債(借金)の金利が上がれば、利子の返済だけでものすごい金額になってしまいます。・・・それは雪だるま式にです。

皆さんもローンを借りていればわかると思いますが、変動金利で金利が上昇すれば、毎月の支払いも増えてしまいますよね。それと一緒です!

っと言う事は、国の借金がやばくなってきているのに、その国債を買うのはリスクが高い!と考えるのが普通です。

では、今後何にお金が向かって行くのでしょうか?・・・それは、株でしょうか?コロナの影響でお金の流れがストップしたため、多くの企業で経営に行き詰まるところが出てきました。量的緩和により株は上昇していますが、それでもなんとか踏ん張っている状態で、いずれバブルになるでしょう。

私の答えは、コモディティ。

あらゆるものを消去していくと、行きつく先はコモディティ(エネルギー(原油や天然ガスなど)、貴 金属(金・銀・プラチナなど)、穀物(小麦・大豆・とうもろこしなど)、非鉄金属(銅・アルミなど))になります。

コモディティが投資先として選択されると、あらゆる商品の値段が上がって行くので、インフレになってきます。

いずれ大量に輸血されたお金は、破裂します。上であげた3つの投資先①国債②社債③株から流れ出たお金(血液)は、私たちの生活に必要な生活必需品や資産保全に有用な貴金属へ流れて行くはずです。

喜ぶのは政府

インフレになって喜ぶのは政府(国)です。

政府には本質的にインフレ欲求が内在しています。なぜかというと、インフレになれば、①国の借金が減っていくから。②国の税収がふえるから。です。

つまり、バブル状態の国債を減らしていく事ができるので、政府としては大歓迎。後は、無知な国民に対して、お金をばらまけば、国民も納得し、国も万々歳。インフレに進むことが出来て、Win-Winと言う訳です。

これらが・・・見えていれば

私は何年も前からこの未来を想像し、リスクを分散させてきました。ブログを通して、少しでもこの未来を共有できる人がいれば良いいな。という気持ちで伝えてきました。

お米も独自の作り方を確立してきたので、インフレ対策は万全でありながら、健康にも気を付けた食材を作っています。ゴールであるインフレから○○を守る』(〇〇には、家族、周りの人、資産など)を目標に、あらゆる面で並列的に行動してきたので、ブログに全てを書けているわけではありません。それでも私の知識と行動が皆さんの力になり、役に立てれば幸いです。

今後もブログを少しさかのぼりながら、危機意識を高めていこうと思いますので宜しくお願いします。

金利上昇 〜リスクとリターン〜

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