今日は、ブラックマンデーとリーマンショックと現状についてみていきたいと思います。
比較
1981年から1989年までの8年間就任した大統領レーガン氏。
レーガン大統領就任期間中、初期は金融引き締めを行いインフレを退治し、後期は金融緩和を実施。
初期にアメリカの中央銀行は、政策金利を19%まで利上げし、インフレ退治には成功したが・・・利上げの影響により景気低迷が続いた。
景気低迷を解決するために実施したのが、歳出削減と減税、それに軍事費増加です。
この結果、財政政策と金融政策が絡み合いアメリカ経済は成長へと進んでいきましたが、財政赤字は急速に膨らんだ。。。
これが、レーガノミクスです。
そして、レーガノミクスから7年後の1987年にブラックマンデーは起こりました。
リーマンショックはどうだったかというと。
以前書いた通り(リーマンショック時に起きていたこと・・・)減速するアメリカ経済を考慮し、利下げ(5.25%→0%)をしましたが株の下落は止まらず、量的緩和に切り替え、数か月後株の下落は止まり株価上昇へ。。。
次にアメリカの政策金利を、第2次世界大戦以降、現在までみると・・・0%から上昇し、レーガノミクスで頂点に・・・その後下落し、現在は0%付近へ。。。
つまり、約70年の年月をかけ、0%~頂点~0%へ戻ってきたということです。
アメリカの中央銀行が市場から毎月一定の資金を引き揚げている限り、リーマンショックと同じ状況が作られています。
これは以前説明しました。(2018年版 リーマンショック再来?)
選挙時にトランプ大統領が言っていたのは「減税を行う」「インフラ投資に膨大な資金をつぎ込む」「軍事費を増加する」です。
レーガノミクスに似ています。
暴落は新興国から順に、アメリカへの影響は一番最後になるということ・・・。(米国の「金融引締め」と「利上げ」 〜円高ドル安〜)
日本は、オリンピックを成功させるため財政ファイナンスしか道が無いこと・・・。
これらの事実を繋げていくと、想定できるパターンが増えていきますね♬
参考にしてみてください☆