お酒を飲む習慣から抜け出せなり、ウイスキーを片手に料理を作っているので、食べるときには眠くなっている鈴忠です。
さて今日は、「インフレ後にやってくる増税」で書きたいと思います。
ブログの目的でも書いているように、インフレ後に増税が議論されることは間違いなく、今後国の借金をどう返済して行くか?が焦点となってきます。今はその段階に入ってきつつあるので、そこら辺を・・・
では早速。
歴史から見る金保有
アメリカの歴史ですが、覚えておいて損はないので書きます。
1933年、ルーズベルト大統領は、大統領令(6102)によって、国民に金の保有を禁止するよう命じました。
理由は、政府の行っていた金融緩和がドルの暴落を招き、その金融政策を不審に思った国民が資産を金(ゴールド)に逃がしたからです。
インフレ後の増税
『コモディティ』+『税金』の合せ技が有効(2021/5/5)
『インフレ』が進んできた今、次に政府がむかうのは『増税』です。
私たちはあまり意識していませんが(無意識化されている)、国の予算は今後、無尽蔵に増えて行きます。
理由は単純に、
- 国の予算の1/3程度を借金(国債)で賄っているから
- 高齢化社会で社会保障費は確実に増えて行くから
そのお金を賄うため政府は、私たちが貰っている給料から天引して行くと思われます。
つまり増税です。歴史を見れば今後訪れる間違いのない事実です。
令和5年度予算政府案でも示されているように、、、今年の予算は過去最高の114兆円。
国債の発行残高は、2023年度末には1068兆円になる見通しです。
国の背負った借金は、国民が返していくのが当然と政府は考えています。
つまり増税は待ったなし。
逃れられないその先に何があるのか?どんな対策が出来るのか?
疑問を持つことが大切になります。
歴史は繰り返す
ドル暴落は不可避?グレートリセットに向けて、私たちが学ぶべきこと。(2021/3/18)
中央銀行が出来ることは無い。玉切れ後の世界を予想する。(2021/3/10)
今後、インフレや増税がさらに進むと、そこから逃れようとする国民が増えてきます。
政府は、その逃れようとする国民を遠慮なく罰していく可能性があります。マイナンバーはその布石です。
なぜ私が自給自足を目指すようになったのか?「その理由」と「気付くべきこと」
歴史は繰り返します。
インフレ後の増税は、国が借金を返すための常套手段です。
察しのいい富裕層が海外に移住しているのも納得。
なので収入よりも税金にスポットを当てて考えてもいいのかな~と思います。